祭りの後
「レインツリーの国」 有川浩「StorySeller」を読んでから気になっていた作者。普通なら「図書館戦争」から始めの一歩を踏み出すのだろうが、その関連本という少し脇道から入ってみました。
設定はともかくとして、素直で純なラブストーリーはとってもいい。
自分だって障壁を二人で乗り越えられないかと、真剣に模索した時代があったような記憶が微かに残っているせいなのか、汚れちまったおぢさんの心にも響くものがありました。
恋愛が二度と来ないだろう年代の感想故に、主人公達と同年代の人には、甘ったるいと思われる方々もいるんだろう。
それとレインツリーというタイトルから、「レイン・ツリーを聴く女たち」に出てくる雨の滴る木をイメージしていたけれど、全然違いました。
「どうせあちらへは手ぶらで行く」 城山三郎少し前のエントリィで、椎名誠の作風が年取ってしまったとか書いたけれど、やむなしというか、老いていくという事はそういう事なんだと... ...
得てきた大事な物を確実に失いながら、最終的に自らの生命を失うんだな。
でも自分より先に配偶者が逝ったとしたら、どんな感慨を抱くんだろうね。作者は本当に幸せな人生を送ることが出来たと思うよ。
「パラドックス13」 東野圭吾本の帯に、「東野圭吾エンターテインメントの最高傑作」って小さく書かれている。
読めば判る、何故小さく書かれているのか。
こんな事書くのも期待が大きい故なのだが、容疑者xをピークにして劣化してないか、等と懸念する。
昨日今日と地元のお祭りでした。先週有った隣町のお祭りにも出かけなかった事もあり、先ほどまで縁日を冷やかしていたのですが、傘も持たずに土砂降りの雨に打たれ、自棄になって濡れ鼠状態でした。
小中学時代の知り合いに会えるんじゃないかとの思いも有ったけれど、誰にも会えなかった。
それとも気が付かないほど変わってしまったのかな。カルピスの味の人も、嫁ぎ先からお祭りの実家に来てると聞いていたのだが。
