60歳まで

2008-07

明日の電車は大丈夫かな

 「さまよう刃」 東野圭吾

 作者が以前、「手紙」に関するインタビューの際に、犯罪者の家族も罪を受けるべき(差別という言葉で表現していたと思います)、と言うような意味合いの発言をしたとの記事を目にした事がある。
自分の考えとは違うなと感じたし、それは今でも変わりません。
もっとも、娘の連れてきた恋人に殺人犯家族が居たら、どのような応対になるのか判りませんが。

 しかし、この本に書かれている少年法に対する問題提起には私も同意できますし、長峰と同じ立場に置かれれば、同じように復讐に走ると思います。
少年法が掲げた理想と、今実際に起きている凶悪犯罪の間に有る物を考えると虚しくなります。
敢えて言えば、人間であることを拒否したかのような凶悪犯罪を犯した者に、更生の機会など不要だと考えます。
立法の根拠とか精神を知らない私が同じような意味で疑問を抱いているのが、責任能力の有無ってやつです。例えば精神病だったら罪を問わないなんて、それこそ精神病患者への差別じゃないのかな、などと思うのです。

 物語としてどうなのかと言えば、胸糞悪いシーンが頻出するし、警察官として絶対してはならない行為を認めていると思われたりして、あまり好きにはなれません。引き込まれちゃったのは否定しませんが。
 



 横浜で用事があったので新宿から直帰。ホームに泊まっていた湘南新宿ラインに飛び乗ったらがらがらで座れたよ。そうさ、事故で止まってたんですよ。

 新宿駅の湘南新宿ラインでアナウンスされた止まっている理由は、沿線の家屋が倒壊して架線を切った。

 慌ただしく埼京線に乗り換え大崎、山手線に乗り換え品川、東海道線で横浜。その間アナウンスされていた理由は先程と変わって、沿線の火災。

 横浜駅では、沿線の工事現場の足場が線路内に倒れてきたと変わっていた。
結局最期のアナウンスが正解だったみたいだけど、混乱している時の正しい情報の伝達は難しいものだ、ほんまに。

 JRは自身が被害者なのに、しきりに乗客に申し訳ございませんと謝っていて可哀想ではあったな。
ところで、原因は明らかに工事業者の過失なのだから、乗客も工事業者に対して賠償請求出来ないのかな。

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