60歳まで

2008-05

ちょっと難しくない?

4-06-273385-4.jpg 「私が彼を殺した」 東野圭吾

 犯人が誰なのか、読者に宿題を残したまま完結してしまう。
私はね、犯人特定出来ませんでしたよ。体調絶不調の中で読んだてな言い訳はしません、多分好調な時に読んだって同じ。

 ところが何とも、袋とじの解説なんぞが付いていたお陰で、なんとか特定できました。
解説読まなければ、最後の指紋に言及した会話の意味が理解出来ずに終わってました。情けない。

喉が痛いよ

4-620-10700-X.jpg 「チョコレートコスモス」 恩田陸

 「ネバーランド」、「夜のピクニック」が素敵だったので読んでみた。
 演劇の世界を書いた小説って沢山あるんだろうが、既読の中には感心した作品は無かったな。そして、残念だけれど、今回も同様だった。
 それは単純に、私が演劇に興味を持っていないからだと思う。
読んでいて、本の世界に惹き込まれないんだもの、自分とは無縁で異質な世界みたい。

 敢えて言えば、主人公の一人である飛鳥に、生身の人間としての魅力を感じないのが問題か。

他人の評価はどうでもいいさ

 「ルパンの消息」 横山秀夫
 
 横山秀夫の処女作なんだそうで、力量有る作家が発表した初めての作品に共通する、不思議なエネルギーを感じた。
読み始めると早々に、峰不二子ならぬ嶺舞子が殺人事件の被害者として登場して、一瞬脱力感を漂わせもしたり、通読するとエピソードを書き込み過ぎているようにも感じる。
職業作家として経験を重ねた今なら、もっとモチーフを削り取り、端正な姿で提供するのだろうが、そうでない所に作品への意気込みと、思い入れのエネルギーを感じるのだろう。こういう作品は大好きです。

 それと自分が馴染みやすい年代が描かれてるのも大きな要素かな。RD350とかマッハ500の2ストバイクが登場し、三億円事件が時効を過ぎながらも警察官の心に痼りを残している時代。
それは想い出の彼方に過ぎた時代でもなく、苦い精緻な後悔は忘れたと思えるような、調度良い頃なのだろうか。

 洗練されていないみたいな評価をしている方も多いけれど、すげえ面白かったよ俺は。

初冷やしは如何に

 予報では、天気が崩れ明日も雨らしい。空が泣き出さない内にちょっとだけ走ろうと、レインギアを持ってスカレー君に挨拶して折り返し。

 本牧の笹・加工直売所が今月一杯で閉店すると聞いていたので寄ってみました。
今までは、空いている経験しかしてこなかったのに、オーダーが沢山入ってしまい、注文されても長時間待って貰わなければならない。なんて言われて、もう少し走ってきますと返答して、30分後に訪問してみたら、待っているお客さんがもっと増えていた。

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 考える事は誰もが同じというか、いつもこれだけお客さんが来ていれば店を閉める事も無かったろうに、と月に一回位しか利用しなかった私は店を後にする。待つのは好きじゃないんで。

4571.jpg とは言え、空腹にも抗いがたく、大凡斜め前に位置する波止場食堂に行ってみる。

 笹・加工直売所における、食堂としての意外性みたいなものは皆無で、幹線国道のドライブインといった食堂ですね。
営業時間帯が狭いのは、埠頭で働いている方々を主ターゲットとしていて、私みたいにふらふらと食べに来る人間は、あまり相手にしていないのでしょう。

 ランチタイム営業時間が終わる直前だったので、めぼしいメニューの食券は全て売り切れておりました。残念。










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 今年初めての冷やし中華は¥550-。絶対的金額は安いのかも知れないが、ボリュームも味も安くは感じなかったのでお勧めしない。
機会があれば、¥300-のラーメンとか、別のメニューを試してみよう。

言いくるめられる

 「さいえんす?」 東野圭吾

 最後の章に肯いてしまった私は、この作者の最新刊買ってしまいました。
借りている本から片づけなくちゃならないので何時になったら読めるか判りませんが、未だ購入していなかったらちょいと(暫く)待ってて下さいな>夜さん



 

元気ですかあ

4-575-51100-5.jpg 「真相」 横山秀夫

 五編の短編がまとめられた本。上手に書かれた物語達だが、読んでいて気持ちが辛くなるものばかりだった。
気落ちしている時や、体調が悪いときには読まない方が良いかもしれないなあ。
俺、そんな時に読んじゃったんだよねえ。



天候も体調も激しく崩れそう

 代休を自転車に乗って過ごすつもりで、ルートの検索なんかも済んでいたが、急に土砂降りの雨が落ちてきたり風も強くて、午前中は布団の中でうだうだと時の過ぎゆくまま。風邪をひいてしまったのか、咳が止まらず胸が痛くて、午後も布団から抜け出したものの、家から出たのはラーメン食べに行っただけ。

 14時頃の傘を突き抜ける飛沫に上半身を任せ、地面から跳ね返りで膝から下をずぶ濡れにして、思い入れたっぷりに食べに行ったラーメン屋だけど、以前と味が変わっていて不味かった。
麺も茹で方のせいなのか、変にぬちゃぬちゃした食感で、ちょっと吐きそうになったよ。もったいないから全部喰ったけど。

4-10-397105-3.jpg 「夜のピクニック」 恩田陸
 そんな一日読んでいた本。
「ネバーランド」を読んだら、読み直したくなった本。
読み直しと言っても、前は本屋での数日かけた立ち読みだった。
浸って一気に読んだが、おもしろかった。
前よりも随分と自分の気持ちが移入出来て、立ち読みには限界があるなと思いましたね。

 それでも立ち読みは止められませんが。

お尻の悩みは解消するのか

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 GTアタックのサドルを替えてみました。戴いた時に付いてきたベロのサドルも、気持ち良く乗れたんですが、50km越える辺りからお尻つうか黄門さま付近が痛くなっちゃう。
サドル以外にも色々な要素があるから一概には言えないが、ジェイミスとスペシャのBGスポーツの組み合わせだと100km越えでも顕在化しなかったので、適当な値段で入手できるサドルを試してみたいと思っていた。

 たまたま寄ったなるしまで、特価品の段ボール箱に置かれていたセライタリアのC2GEL。何かの縁でしょう、って事で連れ帰りました。

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 ビニル袋から出してみると、レールには少し傷が有りました。ズレ物と言うか、一旦は付けたものの何等かの理由から外されて、新品としては販売出来なくなった商品みたいです。
ただ、それ以外は新品そのものだし、安く買えたので問題は有りません。いや、他にも同じような出物が有るなら引き受けまっせ。

 交換後少ししか走っていないので、交換が合目的だったのか判断できませんが、街中ちょい乗りだと、今まで使ってきたサドルの中では一番アンコが薄いのが実感出来ますね。でも不快じゃないです。
採点はもう少し走ってからですね。

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 ベロはママチャリに引っ越し。ママチャリサドルは内股に干渉して、5km位乗っていると擦れて痛くなるので、これも交換したかったのです。スペシャのBGコンフォートを狙っていたのですが、交換してから走ってみると、とても快適です。
 
 ママチャリ用としては色使いが派手ですが、乗っていれば判んねえし。

 Selle Italia C2 GEL なるしま特価品 ¥4,900-

がっかりと拾い物

 連休が明けていくらなんでも大丈夫だろうと、花粉症の内服薬(クラレチンってやつです)飲むのを止めました。ちょうど処方して貰っていたのが切れたんで。
そうしたら昨日の夕方、どかーんって感じで寒気が来て、なにこれ、鳥インフルエンザぢゃねえのみたいに体調悪くなったんですが、鼻水止まらなくなりました。今年はマスクしたりして、酷い目に遭わずに過ごせたと思っていたら甘かったようです。まだ花粉飛んでるんですね、まいったなあ。

4-08-774754-9.jpg 「黒笑小説」 東野圭吾

 シンデレラ白夜行とか気になるタイトルは有るんだけれど、あまり楽しめなかった。
文学賞に落ち続けた頃の自分をパロったタイトルが、幾つか載っているけど、良く書けているとは言い難いと思う。

 




4-08-747577-8.jpg 「ネバーランド」 恩田陸

 上の本でがっかりした後に読んだ事もあって、惹き込まれるように読んでしまった。
私は青春物って好きなんだよね。登場人物それぞれが、エヴァ的な心の傷を抱えていて、それが明らかになりながら7日間のストーリーが流れていく。

 暗くて重い物語になりそうなのに、そうはならずに読み終えられる。
高校生達がみんな、格好良くて頭良すぎなんだけど、なんか許せてしまう一作だった。

 同じ作者の「夜のピクニック」は、本屋の立ち読みで済ませたけれど、もう一度読み直そうかな。

意外感は皆無

4-10-303171-9.jpg 「使命と魂のリミット」 東野圭吾

 物語が暗澹たる終わり方をする東野本を続けて読んできたから、エンディングに希望が見えるこの本にはほっとした。

 もっとも、今後の人生が心配な看護士もいる訳ですが、主人公の陰には影が薄いサブキャラや、陰そのものな端役が居るのは世の常なんですな。

旧共産圏の店じゃないんだから

 GTのグリップを交換して、ついでにバーエンドバーを付けたいので、幾つかの店を覗いているのだが、今はフラットバーに勢いが無いせいか、あまり商品が置かれていない。
二年前くらいには、どんな店に行っても有る程度は選択出来るだけの商品が揃っていたのに、本当に置いてないんだよね。
CBアサヒなんかには、それなりの品揃えがされているが、やっぱりインターフェイスの根幹をなす部品だし、直接握ってから購入したいと考えるのは当然ですよね。

 ロードバイク全盛の中、ドロハンだけが自転車だ、みたいな品揃えする店ばかりで嫌になっちゃう。
自転車雑誌見ても、読者層をホビーレーサーに絞った記事ばかり目に付くしさ、いつ頃かはMTB関連の記事ばかりだったくせに。自転車の楽しみ方なんて、それこそ多岐に渡るのに、毎月毎月どの雑誌も同じように背中をアーチ状にしろとかケイデンスがどうとか、カーボンフレームの高価格車のインプレションとか同じ記事ばかり。

 なんかさ、PC雑誌がオーバークロッキングでベンチマークの数値ばかり追いかけている内に、読者がいなくなってしまったのを思い起こすよ。結局のところ、PCで何が出来るのか、生活を豊かに出来るのか、何も提案出来なかったもん。

 自転車だって、レーパンとジャージ着ている人間だけ相手にしていたら、すぐに飽和しちゃうんじゃねえの。すでに飽和しているかも知れんけど。

 などと書き殴った俺ですが、GTの元々の姿はドロハンだし、戻しちゃおうかななどとも悩んでいるんですよ。距離走るにはドロハンの方が楽だし。でも、金無いんでやっぱりバーエンドバー探そう。

 

休んだのに休めなかった

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 変な物見せて申し訳ない。
直腸の内視鏡検査受けてきました。定期検診で精査必要と指摘されていたけど、面倒くさい事もあり無視していたのですが、生命保険の更新でチェック受けてしまったのでしょうがなく。

 結果は何事も無く、きれいなものでした。目の前のモニタに写る自分の体の中を、リアルタイムで見ながら受診するのって、不思議な気持ちになれます。

 アスホールいぢられて、その気になったらどうしようと心配していたけれど、少しもその気になりませんでした。ちょっと残念?

 検査準備と言うか、不味い下剤2,000cc飲むのは大変だけど、検査自体は昔飲んだ胃カメラよりは、ずっと楽でした。かといって、次も受けたくは有りませんが。



4-08-774207-5.jpg 毒笑小説 東野圭吾

 下剤飲みながら読んでました。
それなりに面白いです。でもこの作者の持ち味って、長編でこそ生かされるような気がするなあ。

おやじには異世界ですよ

978-4-08-771224-7.jpg  「逝年」 石田衣良

 「娼年」のエンディングの一年後から始まる物語。

 自分とは無縁のアンモラルな世界のお話で、実感もなく読み流れてしまった。
もっとも、ミステリィの題材になる殺人なんか、男娼よりも数段実感無いはずだけど、エイズや性同一性障害のように重い主題で描かれている世界が、綺麗事ばかりで構成されているのが理由じゃないだろうか。

 読むなら「娼年」からにしましょう。

同時代というバックボーンへの共感

4-08-774126-5.jpg 「あの頃ぼくらはアホでした」 東野圭吾

 「たぶん最後の御挨拶」に掲載されている年譜に、この本に書いたけれどと書かれたエピソードが幾つか有り、面白そうなので読んでみました。

 読んでいて感じたのは、同じ時代を生きてきた事へのシンパシーでした。
私の方が数年早く生まれたのですが、東京オリンピックを小学生で迎えたり、社会現象となった大きな事件を同じような年代で体験して来たはずです。
怪獣とかウルトラQのエピソードには、思わず肯いてしまいました。
でも、ウルトラセブン辺りになると、私には思い入れが無いんですよね。

 あと、高校入学時の制服のエピソードなどを読むと、学園紛争なんかは私の方が、もっと実体験に近い風を受けたようです。全く間に合わなかった全共闘世代なのですが、旧制中学校から続く旧学区トップ校の制服制度を、学校側と交渉して撤廃させたのは、中学時代の同級生でした。
何というのか今では、制服制度が復帰しているようだけど。

 私の中学にも、とんでもない同級生がいました。隣接学区の中学校に殴り込みかけて、ナイフで相手を切っちゃた、その後の丸暴構成員なんかもいて、進んだ高校では出身中学の名前を大きな声で言えなかったりしたものなあ。
 赴任したばかりの若い(結構美人だった)教師が担当していた数学の授業なんか、まともに授業受けているのは前半分だけで、後ろ半分は遊園地みたいなもんだったし。流石に教師に彫刻刀投げたりする奴は目にしなかったけれど。

 そんな訳で面白く読んだのですが、バブル崩壊後に感受性を育んだ若い人が読んだらどう感じるのか、面白いと思うのか、ちょっと気になりました。 
 

次は?

4-08-774668-2.jpg 「幻夜」 東野圭吾

 夜さんから、「白夜行」読んだら当然読むでしょうとコメント戴いた、問題作というか... ...

 「白夜行」の記事に書いたように、その読後感は好ましい物では有りませんでした。
ファンダメンタルとして、雪穂と桐原のラブストーリーが流れていると聴き取りながら読んでいたのに、最後に毒婦雪穂の物語だったと知らされた、胃カメラを飲まされた時のような不快感を忘れる事は出来ません。
 
 ところで「幻夜」ですが、少し読み進めば美冬=雪穂だろうと推測するのは容易いことで、水原の哀しい断ち切り方も想像した通りでした。予定調和とでも言えば良いのか、裏切られる事もなく、極悪女の物語として堪能できました。何しろ、少しばかり斜め読みしてしまった「白夜行」を、精読し直そうとしてる位ですから。

 ただ、美冬がどれだけ美貌だろうと、なんで男達が崇めるのか理解できなかった。特に異常な整形女であることを知った後の、秋村なんかは。異常な整形というのは、過去の雪穂の容貌と面影を消し去るのが目的だから、いわゆる美容整形よりも数歩踏み込んだ手術をしたと考えられるからです。

 美冬との無理心中を図ったと思われる水原の拳銃の暴発は偶然だったのか、加藤を巻き込む事さえ必然として美冬が計画した結果だったのか。それが自分の中で整理出来ていないんだけど、後者みたいな気がするな。

 「白夜行」と比較すると中途半端に感じてしまう、この物語だが、中継ぎで完結編若しくは三作目があるのだろうか。是非、雪穂&美冬に鉄槌を下しカタルシスとなる物語を読んでみたい。
天網恢々疎にして漏らしっぱなし、なんてのは現実社会と一緒で爽快感が無いですよ。
整形し過ぎた顔が崩壊していく場面なんか、どんな表現してくれるか考えただけでうっとりするでしょ。


 

俺も伊良部の患者になりたい

4-16-324780-7.jpg 「町長選挙」 奥田英朗

 精神科医伊良部シリーズ三作目。シリーズ物だとは知らずに読んでいると、伊良部が出てきてにんまりしてしまった。
三作目がマンネリに陥るのを防ごうとしたのか、クランケを実在の人間をモデルにしている短編が三作。本のタイトルになっている物語は、実在の個人かどうかは知らないが、地方の選挙では良く聞く話だし。

 「オン・ザ・プール」と「空中ブランコ」では伊良部のキャラクタが勝っていたのに、「町長選挙」では周囲の人間の個性が勝ってしまっているように思える。
で、まあ何と言うか、モデルになった方々から、クレームなんぞ無かったんだろうか。
 

カーボンなんかじゃないけれど

 連休が終われば必然的に再開する通勤で活躍して貰うママチャリだけど、ポジション合わせのためにコーナンで買ったシートポストが、規格外製品で使い物にならないって話は以前書きました。
その後色々と対策したものの、刻印は25.4mmφだけど実寸は25.2mmφという詐欺同然の製品では、適切なポジションでJISの規定トルクは無視してネジも切れよと思い切り締め付けても、2km走ると5cm下がっている状況は変わりません。

 コーナン(と刻印によればREADTECというメーカー?)から騙されたまま引き下がるのは悔しいのですが、ずるずると下がるサドルでは話になりませんので、今度はセキチューで手に入れてみます。

4530.jpg

 上から、セキチュー、デフォルト装着されていた物、コーナンです。何が哀しくてママチャリのシートポストなんぞ集めなくてはならんのか。一番悪いのは、俺みたいな短足でさえポジションを確保できないような、短いシートポストを標準仕様にしているイオンでしょう。コストダウンだけ考えた結果なんだろうな。

 閑話休題
 あまりの締まりの悪さに最初から、こりゃおかしいんじゃねえの、と不信感を抱いたコーナンのポストと違い、セキチューのはキツキツでした。唾付けても効果が疑わしいので、グリス塗って挿してあげて、クランプのボルトを締めると、気持ちよく固定されました。
 いや、コーナンも初めはグリス塗ったけれど、止まらないんで脱脂しちゃったんだね。それでも止まらなかったけれど。

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 次回は、というか来週末には、チェーンガード後部の固定金具が行方不明になったので、その辺ですかね。ブレーキが効かないのを何とかしたいとも思いますが。

 実際に乗ってみると、ママチャリって短距離なら結構使えますよ。今はそこら中で、すげえ高価なロードバイクを目にするけれど、正直なところバブル時のスーパーカーブームを想い出します。
引き潮も速かったりして... ... まあ、その時には安く引き取りますよ。ぐふふ

94km

 雨が落ちてくる前に帰ってくれば良いやと、無計画に出発してR1〜辻堂〜R134を海岸線を左手に進む。

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 小田原までのつもりだったけれど、国府津の高校時代の同級生宅で妥協する案が浮かび、詰まるところ天候が心配になり大磯ロングビーチから引き返してきた。はっきりしない天気と同様、出発に意志決定をずるずる延ばしてしまったのが敗因か。

 帰路、ルート開拓と、田谷の洞窟方面の裏道をアップダウン繰り返しながら、それなりに順調に進んでいると、いつか迷子になってしまいました。近隣にご在宅と推測された、年輩の方からR1への順路を伺い、出だしの登り勾配を俯きながら上り詰めようとすると、路線案内図には藤沢方面とか書かれているじゃないですか。方向が逆ですよ。

 随分と回り道をして帰宅して、着替えをしていると窓にバッシャと叩き付けるような雨が落ちてきました。まあ、結果オーライ?

だらりと二冊

 せっかくの連休だというのに、変な天候が続きます。気持ちよくサイクリングに出かける気分にもなれず、家にこもって本を読んで一日を過ごしました。
実際のところは、ママチャリに乗って閑古鳥が鳴いていた上星川の自転車屋さんに行ってみたり、少し早いけれど娘の誕生日を祝いに両親を含めた家族で外食に出たりもしたのですが、華やぐ事も無く頁をめくって今日が終わっていく感じです。

 978-4-16-368810-7.jpg 
 「たぶん最後の御挨拶」 東野圭吾

 著者最後のエッセイ集らしいです。苦手なエッセイ書くよりも、小説に注力したいそうな。7割程は過去既に、他のメディアに掲載された短文なんだけど、今まで読んできた著者の小説から伺えるような文章のオーラ感じられない。ほんとに苦手なんだろうかねえ。

 この本の読みどころは、書き下ろしされた、本人の年譜と自作解説の章です。
自作解説には、自分が読んでいない作品が未だ沢山紹介されていて、お楽しみはこれからだ、って気持ちになれました。ただ、名探偵が良く売れたって書かれているのには、どこか納得できなかったですね。私の読み方がおかしかったんだろうか。


39110L.jpg 「自転車三昧」 高千穂遙

 最近流行っているらしい、所謂自転車啓蒙本のジャンルで括られる出版物なんだろう。
先日読んだ、「自転車をめぐる冒険」よりは読めるかなあ、値段も半分近いし。

 でも、自転車に興味がない人を自転車に引き込むにも、すでに惹き込まれている人に読ませるにも力不足な内容で、私みたいに中途半端な集団にしか評価が得られないのではないだろうか。
「自転車で痩せた人」とか「じてんしゃ日記」の流れというか、流れずに淀んでいると言えば言い過ぎかも知れないが、もう少し流れて変化した情報を発信してくれると嬉しいなあ。

これはこれで楽しめたけれど

4-16-319290-5.jpg 「予知夢」 東野圭吾

 「容疑者Xの献身」から遡る形で読むことになってしまった、探偵ガリレオシリーズの第2作。
「探偵ガリレオ」を先に読みたかったけれど、TVの影響なのか、図書館の予約がシリーズの新しい作品よりも一桁多く入っているから、そんなに気長に待ってられません。

 さてさて、楽しく読み終えた感想ですが、各章がコンパクトにまとまっていて、TVドラマ化の題材として目を付けられたのは納得できます。それと、工学系の謎解きとからしいけれど、こんなもんなの?って印象でした。
 
 通勤電車で読むのに適度な文量と文体で気楽に楽しめるが、湯川の人間性が多少でも書かれているだけ、「容疑者Xの献身」の方が私は楽しめた。

快笑はできない

4-08-748846-2.jpg  「怪笑小説」 東野圭吾
 
 少しばかり旧さを感じてしまう表層コミカル(ちょっと違うと思うけれど、適切な言葉が見つからない)な短編集。

 本歌知らなければ面白さ半減な一徹おやじとか、掲載されている殆どの作品は、才能無駄遣いしているような思いで読み終えた。
 この手の物語は、若い頃の筒井康隆が上手かった。もっともそれを面白いと思う感性には、読み手である私の若い心が一番関わっていたのかも知れない。

 正直あまり感心出来なかったけれど、最後の二作品はブラッシュアップされた、後の作品のための習作として認めても良いかと思った。

 

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